STORY物語
文久3年6月。
京都・壬生浪士組屯所に
記憶を失ったひとりの隊士が運び込まれる。
そんな彼に手を差し伸べたのは
壬生浪士組助勤・沖田総司。
「あなたの名前は立川迅助ですよ」
そして始まる記憶喪失の迅助の、
隊士としての日々。
図らずも幕末の混迷のなか
壬生浪士組――
新選組はその存在感を増していき、
迅助、
そして新選組は激動の波に呑まれていく。
そして迅助がすべての記憶を
取り戻したとき
世界は大きな変貌を遂げる。
ORIGINAL TV ANIMATION "INHERIT THE WINDS"
京都・壬生浪士組屯所。
激動の時代に生きた
新選組隊士たちの刹那の
青春群像劇。
激動の時代に生きた若者たちの
刹那の青春を、
オリジナルTVアニメーションとして
丁寧な描写と新解釈で描き出す。
脚本は演劇集団キャラメルボックスを創立し、
これまでも数多くの人気舞台を手掛け、
なかでも新選組をテーマとした舞台『風を継ぐ者』を
はじめとした「立川迅助シリーズ」が
演劇ファン、さらには歴史ファンからも厚い支持を
受けている劇作家・成井豊が担当。
音楽はロックバンド・くるりの
ボーカリスト/ギタリストとして知られる
岸田繁が初めて
TVアニメーションの劇伴を手掛け、
作品世界を盛り上げます。
さらに監督は劇場アニメーション
『GAMBA ガンバと仲間たち』などで3DCGによる
美しい映像を生み出した河村友宏が務め、
アニプレックス、Live2D、
ドライブとタッグを組み
Live2Dとセルアニメーションの技術を融合した
まったく新しい映像表現に挑みます。
文久3年6月。
京都・壬生浪士組屯所に
記憶を失ったひとりの隊士が運び込まれる。
そんな彼に手を差し伸べたのは
壬生浪士組助勤・沖田総司。
「あなたの名前は立川迅助ですよ」
そして始まる記憶喪失の迅助の、
隊士としての日々。
図らずも幕末の混迷のなか
壬生浪士組――
新選組はその存在感を増していき、
迅助、
そして新選組は激動の波に呑まれていく。
そして迅助がすべての記憶を
取り戻したとき
世界は大きな変貌を遂げる。
監督
河村友宏
成井豊さんが新たに描く新選組の物語を、素晴らしい仲間たちと共にオリジナルアニメとして制作できることを光栄に思います。
誠の旗のもと、同じ志のために集った新選組の彼らと同じように、私たちスタッフも一丸となってこの作品に誠を尽くします。
彼らの熱い想いを一つひとつ丁寧に描き出します。ご期待ください。
1970年7月30日静岡県出身。
1991年株式会社白組入社後、現在に至るまで映画、TVCM、企業PV、ゲームムービー、オリジナルアニメーションの企画、キャラクター開発、ディレクションなど幅広い作品に携わる。主な代表作に『GAMBA ガンバと仲間たち』(2015年)、『ねこねこ日本史』シリーズ(2016~22年)、『映画しまじろう』シリーズ(2021~25年)など。
脚本
成井豊
はじめまして、脚本担当の成井豊です。アニプレックスさんから「新選組の物語の決定版を作りたい」との依頼を受けた時、それまでアニメの脚本は書いたことがなかったのですが、「ぜひやりたい! やらせてください!」と即答しました。そして考えたのは、私が所属する演劇集団キャラメルボックスで新選組の芝居をやった時、主人公にした「立川迅助」を再び登場させること。気が優しくて、剣はからっきしダメだが、飛び抜けて足が速い男。この男を軸にして、新選組の歴史をイチから描こう。沖田総司たち新選組隊士の生きざまを思う存分描こう。こうして、キャラメルボックスでやった芝居とは全く違う、新しい物語を完成させました。その後、制作中のアニメの第一話を見させていただいたのですが、自分が書いた迅助や沖田が躍動する姿を見て、胸がいっぱいになりました。早く続きが見たい! 私自身も完成を楽しみしています。
1961年10月8日埼玉県出身。
高校教師を経て1985年、“演劇集団キャラメルボックス”を創立。
これまでキャラメルボックスの本公演すべての脚本と演出を担当。日常の中で非日常的なことが起こる“エンターテインメント・ファンタジー”色の強い作品性が特徴。なかでも新選組をテーマにした「立川迅助シリーズ」は現在でも多くのファンに支持されている。
音楽
岸田繁
日本のアニメが昔から大好きな私にとって、アニプレックスさんオリジナルの作品に関わることが出来ることができて、とても嬉しく思っています。
キャラクターや世界観をくっきりと浮かび上がらせることと、作品の世界を柔らかく包み込むことが、私の劇伴音楽制作のモットーです。良い音楽を作れるように、引き続き制作に没入したいと思います。どうぞお楽しみに。
1976年4月27日京都市北区出身。作編曲家/シンガー・ソングライター/ギタリスト。
オルタナティブロックバンド「くるり」のフロントマンを務める傍ら、他アーティストへの楽曲提供をはじめ、作編曲家として管弦楽曲や映像のための音楽を数多く手掛ける。代表作に『ばらの花(2001)』『交響曲第一番(2013)』『リラックマと遊園地(2021)』など。